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2020年11月6日金曜日

11月6日

 


探偵シリーズバックナンバーより~

 

「極悪妻…許しがたき悪行②」

 

 【埼玉県A 市に住む33 歳夫。内容は妻の不倫。タンスの奥に、派手な下着が隠されていた。妻の行動が怪しい思い始めた矢先、「離婚したい」と言われた。夫は自宅内にIC レコーダーを仕掛けた。驚くべき事実が判明。不倫相手の子を妊娠していた。6 週目で、不正出血があり一緒に婦人科に行くという。夫婦には3歳と1歳を過ぎたばかりの2 人の娘がいる。ICレコーダーを確認すると、妻は自分も離婚する事や相手の男性に離婚を迫っている事、子供を産むという強硬な態度が見て取れ、男性はことが発覚することを相当恐れている。一緒に産婦人科に行くという平日に調査。男性が迎えに来た。着いた先は車で30 分ほどのレディースクリニックだった

 男性と妻が連れ立って院内へ入る。探偵も潜入し様子を伺うと、男性も一緒に診察室に入った。夫に状況を説明する。なんとこのレディースクリニックは、娘2人を出産したところだった。この信じがたき行動に、夫は言葉を失ってしまった。診察が終わり、待合で妻は男性とともにエコー写真を見ている。流産したわけではなかった。2人は、クリニックを出て大型ショッピングモールへ立ち寄り、食事の後、駐車場の奥まった場所で2時間ほど車内にいた。前後に調査車両を配置して車内の様子を伺い証拠映像をとる。2人は抱き合い、キスを何度も繰り返している。そして、保育園の迎えに間に合う時間帯に妻をアパート前で降ろした。

 その後、男の尾行に切り替える。男の家を判明させ素性を明らかにしなくてはならない。行きついたのは隣県の農村地帯にある比較的大きな農家。本宅と新宅が同じ敷地内に建っている。男の帰りを待っていたかのように、夏休みで自宅にいた小学生低学年の女の子が駆け寄り抱きつく。名前を調べ夫に報告。そこには驚きの事実が隠されていた。男の家は妻の実家と同じ組内で、しかも親戚同様の付き合いをしている家。妻の相手は35歳の長男で地元役所の公務員。夫と妻の結婚式にはその父親も出席していたという。 夫が言うには、地元では歴史のあるお囃子(はやし)の時、妻が子供を連れて3日ほど帰省した。IC レコーダーにあった6週目、この帰省時期と重なる。あまりのできことに、夫は電話口でおえつしていた。

 その後も調査が続いた。妻は離婚してくれないと子供を産む、男はおろしてほしい…。妻の強硬な態度に男はへきえきしている。妻の要求に仕方なく応じるように、足しげく男は妻の元へと通い密会を繰り返している。夫はどうしていいのか冷静に判断できない。現在はGKのカウンセラーとともに、夫とその両親を交えて最善策を模索している。

 (前回はホームページをご覧ください)

 *本文はいくつかの事例を基に構成されています。盗用・無断転用・無断転載を一切禁じます。

 

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