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2021年7月7日水曜日

7月7日

 


探偵シリーズバックナンバーより

「妊娠検査薬妻の悪行②」

【都内の弁護士からの電話。栃木県内に住む息子の嫁のこと。息子と嫁は共に30 代半ばで、結婚5 年目で子供はいない。嫁は20歳の時ミス〇〇としてイベント活動に活躍、その後クラブのキャストとして働き、音楽にも堪能でアマチュアバンドからも数多くの声がかかった。勤務医の息子は、製薬会社の接待でそのクラブへ行って知り合い結婚。父親である弁護士は、結婚に大反対してきた。嫁は離婚経験があり、結婚後クラブは辞めるが音楽活動はしていきたいと。嫁は息子本人というより、医者という職業目当ての結婚であることはだれの目からも明らかだったと憤る。しかし、勝手に籍を入れてしまった。当然、息子夫婦との関係も疎遠になったが、その息子が、父親にSOS を送ってきた。

 後日息子が訪ねて来た。真面目で控えめな人物だった。妻の行動は、土曜日のほとんどはバンド活動とその打ち上げで帰宅は朝方。平日も24 時間営業のジムに行ってくると、息子が帰宅してからも出かけることも多い。子供は欲しくないと夫婦関係もない。2 年前から寝室も別になった。もう限界と思った矢先、自責の念に駆られながらも妻のいないときに部屋に。そこで見つけてしまった「妊娠検査薬」

 息子が帰宅した21時。嫁はこれからジムへ行くと出かけた。車で10 分、着いた先は大型銭湯の駐車場。出入り口の近くが空いているのに、わざわざ死角になるようなフェンスのそばに止める。10 分経過しても降りない。すると1 台のワゴンが止まる。妻は助手席へ乗り込み車は発進。その車を尾行する。妻が運転席の男性の肩にずっともたれかかる様子がわかる。そして、戸建てのラブホテルへ。

 不貞行為の立証のため、探偵の1 人は、妻が入室した部屋のドアの開け閉めの映像が撮影できる向かいの部屋に入室する。部屋を暗くしてベッド上部の窓を数センチ開けてカメラをセットする。残りの尾行車両とバイクは、男性の居住場所を判明させるための尾行に備える。入室してから4 時間後、男性がドアを開け、すぐ後ろに濡れた髪のままの妻の姿があった。車は妻を乗せた駐車場に止まったが、暗闇でまったく中の様子が撮影できない。探偵の1 人は車の死角になるよう近づき、暗闇でも撮影可能なオーロラナイトビジョンという機器を使い撮影に成功。そこには抱き合う二人の姿があった。1 時間後、妻は自分の車に戻った。男性をバイクと車で尾行する。そこから20分。ある1 軒屋に姿を消した。この行動が週2 回継続している事が判明。依頼人へ報告。映像で男の顔を見た瞬間、驚愕(きょうがく)の事実が。妻の相手は依頼人もよく知る人物だった。

(前回はホームページをご覧ください)

 *本文はいくつかの事例を基に構成されています。盗用・無断転用・無断転載を一切禁じます。

 

探偵選びのワンポイントアドバイス

【有料で自作自演のサイトを作成して、自社を「ランキング1 位」に評価し、他の探偵社を勝手に順位付けをする】

・ネット上での巧みな宣伝文句に惑わされることなく、必ず自分の目で信頼できる探偵かどうかを見極めてください。

 

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